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【社内インタビュー】ライフスタイルに合わせて働ける環境


カスタマーサポート
鈴木 夏子 Natsuko Suzuki 
(左)

コンテンツディレクター
矢澤 由布 Yufu Yazawa 
(右)

―どんなお仕事を担当されていますか
矢澤:CLIP STUDIO PAINT公式の使い方講座や素材に関する企画・制作や、7言語で展開しているオウンドメディアサイト「イラスト・マンガ描き方ナビ」(海外ではArt Rocket)の運営を行っています。

鈴木:製品・サービスに関するお問い合わせに対応するカスタマーサポート業務を経て、現在はそのノウハウを活かし、サポートサイト「CLIP STUDIO SUPPORT」のFAQ制作業務に携わっています。

―矢澤さんは実際に子育てを経験されつつ、管理職に就かれていますが、いかがでしょうか。ご家庭とお仕事の両立など、どのようにされているのでしょうか。
矢澤:子どもが3人いるため、10年以上時短勤務をしていました。勤務時間は、当初は10:00-16:30でしたが、子どもの成長に合わせて調整しています。チームのメンバーよりも先に終業となるため、いつでも連絡が取れるように心がけています。

家庭の両立については、食洗器、浴室乾燥、洗濯乾燥機など使える家電は何でも試したり、子どもが急病の時などは実家にも助けてもらったりと試行錯誤の連続です。

現在は在宅勤務をしているため、通勤時間がなくなった分、家庭と仕事に割ける時間が増えました。また新しいステージになったと感じています。

―鈴木さんも同じく、ご家庭とお仕事を両立されていると伺っています。どのような形で働かれているのか、お聞かせいただけますでしょうか
鈴木:子どもの保育園のお迎えに間に合うよう、時短勤務を行っています。10:00-16:00での勤務形態でしたが、テレワークが推進されるようになり、これまで通勤に使っていた時間も業務に充てられるようになったため、現在は10:00-17:00に延長しました。勤務形態は相談できる環境がありますので、上司に相談しつつ、希望を出させていただきました。

フルタイムよりも短い勤務時間となりますが、他のメンバーのサポートもあり、業務を回せています。いずれ子どもが大きくなってフルで働けるようになったら、今度は自分が他のメンバーをサポートしていくことで返せて行けたらと思います。

前例がない中での産休・育休取得でした

―産休・育休を取得されたとのことですが、取得に不安はなかったのか、どのような形で取得、復職されたのか、また会社からのサポートや利用した制度などがあれば教えてください。
矢澤:セルシスに入社してから3回産休・育休を取得しました。初めての育休は10年以上前になります。当時は部署内のスタッフが皆若く、結婚している方も少なかったため、前例がなく不安もありましたが、当時の上司が当然のように進めてくださったので心強かったです。

育休復帰後は、出産前と同じ業務に復帰しました。その後社内の部署編成があり、希望して現在の講座や素材の業務を担当することになりました。配属当初は時短勤務で復帰したばかりということもあり、会社としても新しい仕事を任せることに不安があったのではないかと思いますが、希望通りに異動させていただき、また異動先の部署に受け入れていただけたことを嬉しくありがたいと思ったのを覚えています。その後も二度ほど産休・育休を取得しましたが、一貫して講座と素材の業務を担当しています。2回目の産休・育休の頃には、他にも産休・育休を取られている方が増え始めていました。その方によって、長期のお休みをとられたり、短期で復帰されたりと様々で、個人の希望や状況にゆだねられているように感じます。

鈴木:私が妊娠した頃には、すでに先輩ママさん方による産休育休+職務復帰の実績が多数あったため、全く不安はありませんでした。これもパイオニアである矢澤さんのおかげかと思います。笑 上司や周囲に妊娠報告をした際も、「おめでとう!」と祝福してもらえて、産休に入るまでの業務の整理もスムーズにできました。

妊娠中はつわりが酷く、特に通勤電車内では座っていても失神しそうなほどだったので、在宅勤務を社に相談したところ、快くOKをもらえました。いまでこそテレワークは普通ですが、当時はテレワーク関連の規定が無い中で柔軟な対応をしてもらえたのがありがたかったです。他にも、同じようにつわりが酷くて休職されていた方もいましたので、妊娠中のマイナートラブルについて、会社として柔軟な対応をしていただけると思います。

産前6週間前から産前休業が取得できるため、私もそのタイミングで産休に入りました。前述の通り業務の整理は行えていたので、スムーズに休業に入れました。育児休業は本来出産から1年間(保育園に入れないなど事情があれば1年半)取得できますが、当時保育園入園は0歳児の4月入園が比較的入りやすい状況だったので、待機児童対策のために早めに保育園を決めて職場復帰をしました。復帰方法についても産休前に会社に相談していたのもあり、現場への復帰は非常にスムーズでした。



働くママだけではなく働くパパとのコミュニケーションも

―社内の働くママ同士のコミュニケーションなどはありますか?
鈴木:社内では「Typetalk」というSNSツールを使って業務のやり取りをしていますが、任意のメンバーを集めたチャットルームを作る事もできるため、ママさんが集まったトピックで出産・育児の情報共有や、雑談などのコミュニケーションを取っています。そのメンバーで一緒にお昼を食べに行ったりもしていました。この際、子ども連れではなかなか行けないような店を選ぶのが暗黙の了解になっていました。笑

矢澤:はじめは自分1人だったママさんが、この10年くらいで社内にたくさん増えてとても心強いです。ランチなどでお話しすると、それぞれ家庭と仕事を工夫して両立されているので参考になりますね。また、ママさんだけでなく先輩パパさんからもお弁当のバリエーションなど子育てのコツを聞いています。社内には家庭と仕事を両立しているパパさんも多いのではないでしょうか?

クリエイターのために、という一つの目標に向かって

―セルシスの魅力や働く上でのやりがいを教えてください
鈴木:「働く女性」というテーマとはずれますが、ゲーム・マンガ・アニメ好きな社員が多いのが、生来オタクである自分としてはとても居心地が良いです。出産祝いに夫婦で好きなマンガの推しキャラクターのロンパースをもらったり、社長が「プレステ5買えたよ!」と嬉しそうに報告してくれたり…愉快な職場です。笑

…真面目な話に戻します。
セルシスでは業務の評価は年に数回行われ、実績に応じた昇給などもあり、性差や年齢などの壁もなく、個人の実績を見て評価してくれていると感じてます。モチベーションの維持にもつながりますし、評価されることで、仕事を頑張れたことをあらためて実感できたりします。

また、先ほど話題に上げたチャットツールでは、全社員が参加している雑談トピックもあり、社長が面白いネタを提供して、周りからさらにこんなのもありますよ、と反応が起こり、役職や部署などを超えたコミュニケーションを積極的に取れるのも大きな魅力だと感じています。

矢澤:クリエイターのためにいいものを作ろうという目標を持って一致団結感がありつつも、いい意味で他人に干渉しすぎない雰囲気が好きです。個々を尊重しながらも、一つの目標に向かって頑張ろうとしている雰囲気が魅力だと感じています。

CLIP STUDIO PAINTはすぐ近くにユーザーのいるソフトですが、最近は自分の子どもや子どものお友達が使ってくれているというのを聞いて、より身近に感じられるようになりました。グローバルに、幅広い年代の方に使っていただきやすいように、これからも講座や素材などのコンテンツ側からサポートしていきたいです。

 
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